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2007年4月11日 (水)

認知症介護の状況

今日、こういう出来事がありました。午後14時頃、苑で在宅サービスの利用者に対してのサービス担当者会議を行って、途中中断したときのこと、普段利用されている利用者の家族より、うちの母親がいないとの相談がありました。よくよく話を聞くと昨夜から行方が知れない状況であったことがわかりました。ちなみにその方は認知症を患っており、これまでも夜間に一人で外に出かけては近隣の方に自分の家を教えてほしいと話しているなどの情報は聞いており、家族としてはグループホームへの入居を考えるわけですが、金銭面での問題があるため、仕方なく在宅で介護をしている状況でした。(他にもいろいろ問題はあったようですが、ここでは省略させていただきます。)

というわけで、利用者の方を捜索するということで、苑では私が対策本部ということで、いろいろな情報収集をしたり、周辺を探している方に知った情報を伝えるなどの対応をしておりました。その対応している間に家族の方は警察や消防の方に捜索を依頼したわけですが、捜索し約二時間が経過した時、苑の職員が田んぼで横になって亡くなっている利用者を見つけ捜索が終わりました。ちなみにみつけた職員は、その後事情聴取を受けたようです。

今回はこのような結果となりましたが、私が今の職場に勤務してから、このような捜索に至った方は4名いますが(内一名は他の事業所を利用。)、1名を除いては、利用者の家族は施設あるいはグループホームに入所させたいとの思いを持ちながら、実際は金銭面で支払うことが出来ないなどの問題を抱えている人たちでした。

中にはこのような出来事があれば迷惑するので、部屋に鍵でもかけて出れないようにしてしまえばいいんだとの発言をしている方もおられました。普段の業務では私達福祉従事者は、鍵をかけるなんて虐待だと言いながらも、在宅で暮らしている認知症の方に対して具体的な対応はできていない状況ともいえます(中には自分の居場所を教えてくれるGPS機能や家の周辺にマットを置き、それを踏めば音がなるとかのものはありますが環境によっては実用性としては厳しいようです。)。今後、認知症高齢者はもっと増えますし、かといってこれ以上施設やグループホームは介護給付なども考えると増やせない状況の中で、いかにして認知症高齢者が在宅で暮らせる体制づくりなどが出来るかが我々在宅サービス部門に与えられた使命のような気がしてなりません。

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介護と福祉」カテゴリの記事

コメント

その方の最期の姿、家族の金銭的な問題、そして、施設側の経営の問題、正に福祉の「現場」の現実というか、寂しさというか、なかなか言葉で言い表せない気持ちになりました。。。(--; 

課長 図画工作さんどうもです。そう思われても仕方がない現状です。よく政治家の人が福祉の充実とか言っていますが具体的な政策をもっと述べてほしいと思います。
私も介護給付の増額、介護保険料の負担増などお話させていただく機会が多いですが、ぜひとも厚生労働省の方には今の福祉の状況を理解してもらい、支出の面だけ考えるのではなく、必要な部分にはお金をかけるということをもう少し見直ししてほしいと思います。でないと人材の確保、介護の質が維持どころか低下してしまいます。これは福祉に限らず医療も同じ状況だと思いますよ。

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